OnlineShop  絵本  5~6歳から   8月6日のこと

8月6日のこと

8月6日のこと

価格(税込) 1,430円
商品コード 978-4309909165
該当カテゴリ 絵本 > 5~6歳から
ポイント 13 Pt
作者 中川ひろたか 長谷川義史 
出版社/レーベル ハモニカブックス/河出書房新社
出版年月 2011年07月
在庫状況 お取り寄せ 通常10日以内に発送

数量:

カゴに入れる

出版社/レーベルの紹介文

絵本作家中川ひろたかが、広島の原爆で亡くなった自分の伯父、被爆者となった自分の母の体験を伝え、こどもたちへ問いかける。人気絵本作家コンビが挑む「核と平和」。
これは66年前、ほんとうにあったお話です。

瀬戸内海はその日も おだやかな海でした。

絵本作家・中川ひろたかが、
広島で亡くなった自分の伯父、
被爆者となった自分の母の体験を伝え、
子どもたちへ問いかける。

絵本界屈指の人気コンビが、初めて挑む「核と平和」。

『8月6日のこと』を書いたこと   中川ひろたか

いつもいつも母はこの話をしてました。

原爆で亡くなったのは
おじさんです。
すごく近い親戚です。
そんな人をぼくは原爆でなくしている。

そのことに気づいたのでした。
ああ、原爆について語ってもいいかと。
語る資格がぼくにはあるんだって思った。
というか、母の気持ちを伝えなければと思った。

あとつながっている命のことかな。

そうやって被爆しても生き延びた
あの母からぼくが生まれ
ぼくには孫もできた。
平和だからこその命のリレーでしょう。

おじさんにぼくの子どもたち、孫を
見せたかったよ。

戦争はあってはならない。
核兵器はあってはならない。
命はつないでいかなくてはならないのだから。

この絵本には、英文が載っています。
どうしても、世界中の人に伝えたかったから。
そして、この英訳を
おじさんにとって、甥っ子の娘がしました。
無念だったろう、おじさんは
少しは喜んでくれたかな。

絵を、長谷川義史さんに依頼しました。
アメリカ旅行の帰りの飛行機の中で
ストーリーを語り、こんな話なんだけど
絵、描いてくれない?って。
地上に着いて、すぐに長谷川さんは、編集者に電話を入れたらしい。
「自分に描かせてほしい」と。

瀬戸内海の大島に来てもらいました。
母にも会ってもらいました。
一緒に、広島にも行きました。
渾身の筆づかいに長谷川さんの思いが伝わってきます。


・寿太郎が作った『8月6日のこと』のPVがあります。
絵本業界初のPVであります。

皆さんのコメント(FaceBookプラグイン)